問題という言葉

いま、例えば様々な難問があって悩んでいたとします。ところが、一つ一つの難問の、問題箇所を整理していくだけで、解決方法が見えてくる時って、ありますよね。少なくとも、解決への方向性は見出せる、ということになりましょうか。そうは言っても、社会全般に絡んだ問題は、解決が難しいのかもしれません。問題の無い社会なんて存在しませんから、逆に言えば社会は問題だらけ、とも言えるわけです。ところで、「問題」という単語で、ふと思ったのですが、一口に問題と言っても、欠点や未解決という意味合いの問題と、問いなどの問題とでは、問題は問題でも、問題の意味が違うわけです。試験問題などは「問い」の意味での問題でして、このシステムには問題があるなどは、欠陥という意味の問題なわけです。まあ、理屈をこねまわしてしまいましたが、前述したように、その意味でも社会は「問題だらけ」なのです。ところが、面白いことに、どちらの「問題」もクリアすることで、前進して行けるという共通項がありますよね。共通項は、それだけではありません。どちらも頭を使いますし、緊張するという意味でも、同じようなものかもしれません。つまり問題とは、好むと好まざるとに関わらず、やはり人間に必要なものではないでしょうか。何も問題点を多くしろとか、わざと問題を作り出せと言っているのではありません。医療にも今後、克服すべき問題はあるでしょうが、医療に携わる人々の力で前へ進むと信じている次第です。